性感染症を招きやすい理由
真性包茎は包皮が亀頭を完全に覆っている状態となっています。真性包茎をそのまま放置したことで起こりやすい弊害が、「性感染症」の発症です。なぜ、真性包茎だと性感染症の弊害が起こるのかチェックしてみましょう。
真性包茎の場合、包皮と亀頭との間に垢や雑菌などの汚れが溜まりやすくなります。不衛生な状況が続いてしまうことによって、性感染症を発症する弊害があるようです。
真性包茎という場合、キレイに洗ったつもりでも汚れや雑菌が残って、菌が繁殖する状態となることから性感染症の発症リスクが高まります。性感染症にはクラミジアや尖圭コンジローム、ヘルペスなど様々な種類がありますが、真性包茎の場合はHIVウイルスに感染しやすいのではという報告もあるようです。
近年、包茎手術をすることでHIVウイルスの感染率が下がるというデータがあり、真性包茎を解消することで性感染症の中でも特に恐ろしいエイズを予防するのではと言われています。
自分だけでなくパートナーにも感染させてしまう
真性包茎は様々な性感染症を発症するリスクがあるという弊害があります。例えば、パートナーが何かしらの性感染症を発症していた場合、真性包茎だと性行為で性感染症がうつるリスクが高くなるようです。真性包茎でない人と比較すると、どうしても包皮と亀頭との間に菌が入り込み、さらに残りやすい状態となっているので、性感染症となっているパートナーとの性行為でうつってしまう率が高くなってしまいます。
自分が発症してしまうだけでなく、パートナーにも性感染症をうつしてしまうリスクが高くなるというのも、真性包茎の弊害です。性感染症の中には男性が感染していても特に症状は出ないけれど、女性にうつってしまった場合はトラブルが起こるというものも少なくありません。
自分は特に問題は感じていなくても気づかずに性感染症になっていて、パートナーの女性にうつしてしまう可能性があるので注意が必要です。場合によっては流産や不妊症の原因にもなってしまうので、真性包茎の人は気を付けましょう。
まとめ
真性包茎だと包皮と亀頭の間に垢や菌などが溜まりやすいです。汚れが残ってしまうことで菌が増殖し、性感染症になりやすいという弊害があります。近年、包茎手術でHIVウイルスの感染率を下げるのではという報告もされており、真性包茎をそのまま放置することは性感染症の発症リスクを高めることにつながるので注意が必要です。
また、自分が性感染症になってしまうだけでなく、パートナーにも感染させてしまう弊害もあるので注意しましょう。